12月に入り、毎年恒例の教会のイルミネーションが灯りました。金沢家庭教会では、毎年クリスマスにちなんだイベントを行なっておりますが、今年は「孝情文化大和動会」と称して父母なる神様への孝行と感謝を捧げる、復興会の時間を持ちました。
中島教区長の記念メッセージで始まったクリスマス孝情文化大和動会には、石川県内の3教会から多くの教会員が集い、個人や家庭、グループなどで準備してきた出し物を披露していきました。幼い子の可愛らしくも力強い空手の試技や、ムードあふれるジャズバンド、華やかさの中にも格式を感じる歌謡舞踊や太鼓の演舞、笑いあり感動ありの演劇やダンスなど、種々様々な演目を通して会場は笑顔で満たされました。
出し物の合間には全体でのプレゼント交換が行われ、一足早いクリスマスプレゼントを喜ばれる姿が印象的でした。
クリスマスは約2000年前のイエス様のご聖誕をお祝いする日でありますが、キリスト教の信仰をもっていない方もお祝いをするということを考えたときに、イエス様の救いの手は、当時の限られた地域だけでなく、全世界の人類に差し伸べられたということを改めて感じさせられます。
イエス様の約3年の公生涯で残された愛と恩恵は、現代に深く結ばれていますが、今なお多くの争いや葛藤が続いていることも事実であります。神様が太初に願われた、全人類が一家族として和合することのできる地上天国の実現に向けて、私たちは孝情の心で邁進していきたいと思います。
『神はそのひとり子を賜ったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。』-ヨハネによる福音書 3:16-